昼休みの時間から5校時、避難訓練と防災教室が行われました。
昼休み終わりの13:00、非常放送で昼休み中の生徒はそれぞれいた場所から避難場所である体育館(雨天のため)に向かいました。学級ごとに整列点呼し、点呼終了まで約3分でした。
終了後には市危機管理課の方の講話がありました。地震と津波の仕組み、男鹿地区の特徴と防災、自分の身は自分で守るということなどわかりやすくたくさんのことを教えていただきました。講話の中の動画では、中学生も避難支援者としての役割を担うことがあることなども示されていました。
講話の後は、避難場所でプライベート空間を確保するためのテントの設営を体験しました。グループで協力してテントの壁を立て、屋根を作り、中に床としてのシートを敷きました。完成後は入り口に札を立てたり、中に入ってテントの広さを体験していました。
大変だったのはテントを元の通りたたんでしまうということ。壁を小さくしてバッグに入るようなコンパクトな形にまとめました。たたんで、ひねって丸めるところがうまくいきません。何度も試行錯誤してやっと完成させました。「ひねる」ということを試して話し合って見つけていました。学校の非常時用の備蓄室にテントを収納しています。非常のことはない方がいいのですが、使用する場合は今回の体験を思い出して設置することができそうです。
生徒のために時間を掛けて資料を準備したり、テント設営体験を計画してくださった市危機管理課の伊藤さん、鎌田さん大変ありがとうございました。