学校の周りの木々も少しずつ秋の色になってきました。
9月28日、第4回「町の先生」講演会が椿中学校出身の菅原圭位さんを迎えて行われました。
演題は、「男鹿で生まれた皆さんへ~なぜ男鹿でロックフェスティバルなのか?~」です。菅原さんは、443プランニング社長であるとともに、男鹿ナマハゲロックフェスティバルの実行委員長。男鹿ナマハゲロックフェスティバル(男鹿フェス)が、3年ぶりにこの夏行われたことは記憶に新しいのですが、その実行委員会立ち上げから中心的な立場で関わってこられた方です。
小・中学校の頃の思い出や、高校入学から社会人となって地元から少しずつ離れていった時のこと、アメリカでの生活、そして男鹿に戻られてからのことと多くの経験をもとにしたお話を伺うことができました。
人生の変更(転換)として思い切って行ったアメリカ。6年以上の期間アメリカに在住して仕事をしていた時のことやその時の出会いが帰国後の菅原さんに大きな影響を与えていることを生徒は興味深く聞いていました。帰国後、「自分が何かできないか」と考えて、アメリカでのつながりを生かして男鹿の仲間と動き始めたのがロックフェスティバルの開催だというお話から地元男鹿に対する思いの強さを感じることができました。
「地元のいいところを見つけて好きになってほしい」「地元に誇りをもってほしい」「これから地元を離れる時が来ても楽しい思い出を作ってずっと地元を好きでいてほしい」「知恵はなくなることはない。学業を大切に」などもっともっとたくさんのメッセージをいただきました。
感想とお礼の言葉 お礼の花束
生徒の感想には、「自分が住んでいるところをもっと活気づけたい」「ほかのところでどんな取り組みをしているかを知りたい」「毎年男鹿フェスを楽しみにしている」「男鹿フェス、自分も来年は行きたい」などの声が聞かれ、地元の男鹿を意識して考えようとする生徒の姿が見られました。
4回シリーズの「町の先生」講演会は今回で終了となります。4名の先輩方のお話の中で感じられた「ふるさと男鹿」への思いをきっと生徒たちは感じ取ることができたことでしょう。先輩方、ありがとうございました。