男鹿市立男鹿南中学校

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5月31日(金)【ぐろおがる講座Ⅴ】さとやまコーヒーの大西克直さんをお迎えしました!

ぐろおがる講座も5回目を迎えました。今回は、「ぐろおがる」の「グローバル」な部分に関わるゲストをお招きました。さとやまコーヒーの大西克直さんです。「生産者と消費者をどちらも笑顔にすることで循環型社会の実現を目指す」というビジョンをもち、男鹿市船川を拠点に、グローバルに活動を展開している大西さんのお話です。

フィジーやエチオピアの生活やコーヒーについて、写真を交えてフレンドリーにお話してくださった大西さん。南中生との和やかなやりとりをしながらのお話に、みんながぐいぐい引き込まれていきました。
「世界はもっと広い!可能性しかない!」
「身近な悩みは世界に比べたら本当に小さい」
「理不尽なことで笑顔が絶えることのない世界」
「男鹿は、自分にとって帰る場所。みんなにも、帰る場所を大切にして広い世界を楽しみ尽くしてください!」
南中生の背中を押す、力強いメッセージが届けられました。

事前に大西さんのインスタやドキュメンタリー映像を見ていた南中生からは、なかなか深い質問が出ました。大西さんとのやりとりも含めて、自分の将来について考えを深めました。

<生徒の感想から> たくさんよい感想があるのですが、涙をのんで抜粋して紹介します。
〇大西さんのお話を聞いて「帰る場所がる」という言葉が心に残りました。帰る場所を大切にして、大西さんは旅をしているんだなと思いました。なんで東京出身なのに男鹿?と、動画や映画を見て疑問だったけど、実際にお話を聞いてわかりました。男鹿には、名前のない景色があるとおっしゃっていて、日々の日常がすべてがすてきでいいってことなのかなって思いました。映画では貧困の問題を伝えているだけではなく、コーヒーに対する希望や愛情をこめていて、とてもすごかったです。
〇…そして、今自分たちが世界の貧困について「深刻」「可哀想」だと思っていても、現地の人は「幸せ」だと言っていることを聞いたら、自分の悩みが小さなことに気付き、広い世界を見てみようと思いました。
〇大西さんのお話で心に残った言葉は「広い世界を楽しみ尽くしてほしい」という言葉です。これを聞いて、もっともっと視野を広げていろんな考え方をしてみたりして自分の時間を楽しみたいと思いました。日本ではふつうのことでも世界ではあたりまえじゃないこともたくさんあることを知りました。もっと他の国の現状を理解してみたり、人のことも考えて行動したり、考えたりすることが大切だと思いました。男鹿でコーヒーづくりをしていることによってもっと魅力を発信できるのではないかなと思います。私たちももっと発信していける男鹿の魅力を探していきたいです。
〇大西さんの話を聞いて、何かに興味をもって広い世界を知って、そこから行動を起こせる人はかっこいいなと思いました。質疑応答の際には一人一人の質問に丁寧に答えてくれて、こういう人柄があってこそ事業が成り立つんだろうなと考えさせられました。今回のお話を通して、漠然とですが、もっと国際的な問題について知りたい、かかわってみたいと思いました。ありがとうございました。
〇…「帰る場所を大切にして、広い世界を楽しみ尽くす」という言葉に感動しました。僕は将来秋田や男鹿から離れることがあるとおもうので、何かあったときは、男鹿にいたときのことを思い出して頑張ります。
〇今日の話を聞いて、私は人の力を借りるのは悪いことではないことに気付きました。大西さんのようにたくさんの国の文化やたくさんの国の人の優しさや力を借りて、自分のやりたいことを成し遂げられる人になりたいと思いました。また、自分が満たされた後は、他の人のために何かを成し遂げようとするところも今後の生活に生かしてみようと思います。これからは自分の帰る場所を大切にして、大西さんが今日教えていただいたことを思い出しながら生活したいです。楽しいお話をありがとうございました。
〇今回の講座で記憶に残っているのは「世界は広い!可能性しかない!」というスクリーンに映った言葉です。また、身近な悩みは世界に比べたら本当に小さいという言葉も記憶に残っています。これからは視野を広く、大西さんのように自分の人生を楽しみ尽くしたいと思います。たくさんのことに挑戦し、自分には可能性があると信じ、これからも頑張っていきたいと思います。

大西さんのお話は、南中生の心の中に確かなものを刻んでくださいました。これからのNS-netの展開だけではなく、自分の生き方に生かしていくことでしょう。大西さん、ありがとうございました。

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