船川中学校と椿中学校の統合により男鹿南中学校が開校して30年、11月11日に創立30周年記念式典が行われました。
コロナ禍のために限られた人数ではありましたが、ご来賓の方々、本校へのご功労に対しての表彰を受けられる方々、保護者をお迎えして開催されました。
校長式辞、菅原市長様による来賓祝辞、鎌田実行委員長によるあいさつの後、表彰が行われました。当日参加いただくことができた5名の方に実行委員長から直接感謝状をお渡ししました。
生徒発表は、新たなスタートをきる南中生として30年の歴史と伝統を振り返り南中生としての誇りをもつとともに、地域への感謝の気持ちを表しました。
最初は全校合唱です。「キミのもとへ・・・」自分の周りの人に、世界中の人たちに思いを届けるように心を込めた歌声が響きました。最後は手話で思いを伝えました。
続いては、思い出のスライドを上映し、30年の歴史と今年のこれまでを振り返りました。次に、校歌にスポットを当てました。式典を前にして、「新たな世紀を担う南中生」としてどうありたいかを各学年で話し合いました。その思いを各学年で「校歌4番」の歌詞としてまとめ上げました。各学年の思いや歌を発表しました。どの学年の校歌にも歴史と伝統を受け継ぐ思いや新たな伝統を築き上げていく前向きな思いや決意が表れていました。
最後に、男鹿北中との統合により、男鹿南中学校の新たな伝統として受け継いでいくなまはげ太鼓の発表が行われました。響く太鼓の音は、新たな歴史の鼓動を感じさせました。迫力ある演奏においでになった方からも、「感動した」「短期間の練習で頑張った生徒はすばらしい」との言葉をいただきました。
地域の皆様にもこの生徒の思いをお届けしたいと感じました。
男鹿南中学校が長い歴史にまた新たな一歩を記した日でした。