10月13日・14日の2日間、市内の18事業所で職場体験を実施しました。この体験活動は、男鹿市で他の地区に先駆けて始まった活動です。2日間は登校せずに職場に出勤、職場から帰宅と学校から離れて、働くことを体験しました。
自分たちでそれぞれの事業所に電話をして、準備するものや準備しておくことなどをうかがうことからスタートです。職員室の電話では、ドキドキしながら、職場の方と話す生徒の姿がありました。電話の内容を準備しているものの、言葉遣いや質問への返答など普段とは異なる電話の対応に、どの生徒も緊張した表情でした。
職場では、指示された作業を一生懸命行いました。実際にお客様に対応した職場もあり、貴重な体験をさせていただきました。
<体験活動の様子>
仕事をすることは、同じことを繰り返したり、考えながら工夫しなければならなかったりと、想像以上に大変だったと話す生徒も多くいました。けれども、職場の方やお客さんに「ありがとう」「助かった」と感謝されて嬉しかったことや、笑顔や元気な挨拶など仕事をする上で大切なことを多く学ぶことができました。この経験について話す生徒の姿から、2日間で一回り大きく成長していることが感じられました。
今回は、男鹿北中学校との統合により、これまでの活動場所から男鹿北地区にも活動場所が広がり、多くの事業所にご協力いただきました。お仕事中に生徒に対応していただいたり、生徒のために作業工程を変更したりと、たくさんのご配慮をいただき、充実した活動にすることができました。地域の事業所の皆様の協力なくしてはこの活動を充実させることはできません。来年度以降も、地域の皆様のご協力をよろしくお願いします。
今年度ご協力いただきましたのは、次の18事業所となります。
男鹿地区消防本部消防署、443プランニング、株式会社 早口木材、道の駅おが なまはげの里オガーレ、市立図書館、グルメストアフクシマ、船川保育園、いとく男鹿ショッピングセンター、ローソン男鹿船川海岸通店、男鹿海鮮市場、マックスバリュ男鹿店、ドジャース男鹿店、どんぐり農場、スーパーセンターアマノ男鹿店、ヘアストーリー、県漁業協同組合中央(北地区)支所、鈴木金栄堂、セイコーグランドホテル
ご協力いただきました事業所の皆様、ありがとうございました。