10月21日に、今年度3回目の開催となるぐろおがる講座を開催しました。ぐろおがる講座は、「町の先生」から、地域の活性化や生き方についてお話いただく講座です。
今回の講師は、東京都出身の現役秋田県立大学生 新堂秀さんです。新堂さんは、加茂青砂に移住し、農業を核として地域活性化に取り組んでいる方です。新堂さんの活動を紹介していただくとともに、地域資源の活用をテーマにしたワークショップも行いました。
新堂さんは、「食と農をつなげる」をテーマに活動しており、加茂青砂で耕作放棄地の開墾した畑での農業をし、食を通じて人のつながりをつくる活動をしています。自宅、職場や学校に次ぐ第3の場所(サードプレイス)という考えを紹介していただき、サードプレイスを男鹿(加茂青砂)に作りたいという今後のビジョンもお話しいただきました。
ワークショップでは、縦割りの12グループに分かれて行いました。事前に探しておいた担当地区の地域資源と、自分たちの好きなものや夢中になっていることをコラボさせて活性化策を考えるというものです。アニメやゲーム、食べ物、スポーツ等、一見地域資源と関わりがなさそうなものを組み合わせて考えました。はじめはどのグループも難航していましたが、徐々に意見が出てきました。各班の発表では、ユニークな意見が出ました。
今回のワークショップでは、10月10日に行われた「地域と繋がる南中の輪」で体験したはまなす移植やわら細工を地域資源として加えて考えるなど、これまでの学びとのつながりも見られました。また、3年生からは、このワークショップをNSーnet(総合的な学習の時間)に生かしていきたいとの感想もありました。
地域の方々のご協力を得て、様々な学びを展開してきたことが、つながってきていると感じた講座でした。ぐろおがる講座⑪のようすを紹介します。


















このような場を設定してくださった新堂さん、ありがとうございました。
 男鹿市立男鹿南中学校
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