５月３０日金曜日に、フォトジャーナリストの高橋智史さんをお迎えして写真教室を開催しました。高橋さんには、昨年度のぐろおがる講座⑥で、カンボジアや男鹿で撮影した写真をもとに、フォトジャーナリストというお仕事や、男鹿への思いなどをお話ししていただきました。

今回は、生徒が写真撮影に挑戦します。撮影した写真は、７月８日に男鹿市民文化会館で開催予定の「ぐろおがる講座⑩」の中で講評いただいたり、生徒自らが写真に込めた思いを語ったりします。

いただいたミッションは、「南中生が見つめる男鹿」をテーマにした写真です。男鹿には先人が一生懸命に生きてつないできた宝がたくさんあり、みんなの若い力で、男鹿で受けついできたものを映し出してほしいというものです。

高橋さんからは、「写真は見るものではなく、読み解くもの」であり、撮影する人がどんな想いで、何を伝えたいと思って撮るかが一番大切であることを教えてもらいました。高橋さんの写真からは、人の感情や自然の壮大さが伝わってきて、圧巻でした。

カメラの構え方や、構図についてもご指導いただきました。今日から６月後半までの間に、生徒たちは放課後や休日を利用して写真撮影を行います。地域の方々の営みのようすを撮らせていただくこともあるかもしれません。その際は、「南中生が見つめる男鹿」の取材ですと許可を得た上で撮影をお願いすることとなっています。ご協力いただけると幸いです。

南中生には、男鹿がどのように映るのか、それをどう撮影するのかが楽しみです。