秋から検討してきた男鹿の魅力を伝えるお菓子、いよいよゴンタローさんが商品化してくださるお菓子の結果発表の日になりました。2年生は朝からそわそわしています。この日を待っていました。
5時間目。ゴンタローさんのお二人をお迎えして、いよいよその時が来ました。
まずはこれまでの開発過程について振り返ります。あんなこともあったな~、ここは考えるのが大変だったな~など、すでになつかしい気分で振り返っていました。
そして、最後のダメ押し。ゴンタローさんに商品化のお願いメッセージを全力で伝えました。「どうか、わたしたちのお菓子を商品化、お願いしま~す。」
お待たせしました!結果発表です。
「商品化してほしい人~」「はーーい」。
みんな自分のグループのアイディアが採用されることを祈っています!
商品化に決まった商品を近藤先生が廊下から大事に大事に持ち込みます。みんなの目はトレイにくぎ付けです。
商品化に決まったのは~~
「なまはげ大福!」でした。
「なまはげ(神様)」が「大」きな「福」をもたらすというおめでたい商品が決定しました!!考えた班は大盛り上がり。
味は二種類。「いちご×あんこ」と「バナナ×チョコ」です!!おいしそうですね~~。
※パッケージのデザインは仮です。
すると2年生からは「それだけですか~」というため息が・・・・。
「それでは、次のをもってきてくださ~い」とゴンタローさんからの言葉があり、ふたたび教室はヒートアップしました。
続いて商品化が決定したのは・・・・・・・・・・・・・
「あれ、あれ、あれ、おれたちのじゃね??」というつぶやきとまなざしから、自分たちのだとわかると一気にボルテージはあがります!!
次に決定したお菓子は、寒風山の四季の移り変わりを3種類のクッキーで表した「寒風山食っちゃうぞ」。春夏の緑の寒風山は抹茶味。秋の寒風山はチョコ味。そして、冬の雪化粧した寒風山はプレーン味。全部で6個入っています。おしゃれな箱入りでパッケージも素敵な仕上がりです。グリーンの抹茶味の表面にかけられているのは抹茶ときなこの二種類です。どちらがいいかをお試し制作してくださいました。
※パッケージは仮です。
さすがにこれで終わりか~とおもっていたら、再びゴンタローさんがお菓子を呼び込みます。なんと、もう一つあるようです。
残りの4班はどきどきです。トレイがあったまるのではないかと思うくらい、トレイを見つめるまなざしが熱い!!
3つ目の商品化に決まったのは、ジオサイト安田海岸の断層をモチーフにしたティラミス「男鹿のイケティラ」です。貴重なジオサイトなのに、まだまだ知名度の低い安田海岸を広く知らせたいという願いも込められています。
ゴンタローさんの南中到着がちょっと遅れてしまったのは、このお菓子の青をきれいにだすために、さっきまで頑張ってくださっていたからだそうです~。大変ありがたく、うれしいですね~。
他の3つの班はちょっとがっかりしたようすです。
しかし、心配ご無用。
みんなの開発に向けての一生懸命さに心打たれたゴンタローさんは、他の3種類についても、6月に商品化してくださることになったのです。
中間発表でのダメ出しを受けて、最終コンペにむけてまるっきり違う案に仕上げたグループもありましたね。すごい努力でした。
今回ゴンタローさんは冬向きの商品に絞って開発してくださいました。
他の3つの商品化はもう少しお預けです。
2年生のお菓子開発の探究の旅は来年度までつながりました!
そして、お待たせ!もぐもぐタイムです。
実際に3種類のお菓子を食べてみます!
みんなのおいしそうな、楽しそうな様子をたっぷりご覧ください。
あちらこちらから「おいし~~」「感動した~~」の声があがります。何より美味しさが笑顔からあふれていますよね。
お菓子をおいしくいただいたあとは、商品のパッケージや販売個数の検討、どのようにお客さんを集めるかについて話し合いました。ゴンタローさんにも質問しながら検討しました。
地域のみなさまへのお披露目は、なまはげ柴灯まつり初日。
2月7日(金)の13:00から、オガーレで販売します。
そして14:30からは、テノハ男鹿で、開発した全6種類のお菓子のプレゼンテーションイベントを行います。
ご近所のみなさまお誘いあわせの上、是非是非男鹿駅前にお越しください。
コメンテーターとして近隣のスーパー、コンビニのかたたちもいらっしゃいます。
今回も大変お世話になりました「お菓子のゴンタロー」さん。商品化ありがとうございました!
次は2年生がたくさん売れるように工夫改善を続けていきます!!
2月7日のイベントの詳細はこちらからどうぞ。