2年生の保健体育では「救急救命講習」を受講しました。男鹿地区消防署の方々がお見えになり、丁寧に教えてくださいました。まずは、消防署の方々の演示をみせていただき、しっかりと覚えます。命にかかわることなので、みんな真剣なまなざしです。
続いて、手順通り全員がチャレンジしてみました。
手順① 安全を確認
周囲の安全を確認し、あわせて自らの安全も確保します。
手順② 反応の確認
※反応がない場合、反応があるかないか迷う場合は119通報とAEDを依頼します。
「誰か来て!!」
「大丈夫ですか?」「もしもし」「反応なし!!」
「人が倒れているので、あなたは119番通報してください!」
「あなたはAEDをもってきてください!なくてもここに戻ってきてください」(あなた、と指名して伝えることで確実に行動におこしてもらいます)
手順③ 呼吸の確認
普段通りの呼吸をしているか10秒以内で確認します。
※普段通りの呼吸がない、普段通りの呼吸か判断に迷う場合やわからない場合は、胸骨圧迫と人工呼吸を行います。
※普段通りの呼吸がある場合は、回復体位をとります。
手順④ 胸骨圧迫と人工呼吸
1分間に100回~120回の速さで
胸が約5cm沈むまで
30回圧迫します。
ポイントは、「強く、早く、絶え間なく!」
気道を確保します。
軽く胸が膨らむ程度、約1秒息を吹き込みます。
自然に息ができるのを待ち、2回目の息を吹き込みます。
※人工呼吸に自信が持てない、ためらいがある場合は胸骨圧迫のみを実施します。
手順⑤ AEDの使用
AEDの電源を入れ、AEDの指示に従い操作します。
というように、全員が心配蘇生法を体験することができました。いざというときに行動できる南中生であってほしいと思います。
男鹿地区消防署のみなさま、ご指導ありがとうございました。