昨年度に引き続き、観光協会さまのご協力のもと、「ナマハゲ伝導士養成講座」を実施しました。
※「ナマハゲ伝導士養成講座」とは、男鹿市観光協会さまが実施している「ナマハゲ伝導士認定試験」のプログラムの内容について施設訪問以外を本校で実施するとともに、試験については認定試験の内容を観光協会さまが中学生用にアレンジし直し、実施するものです。
7月1日(月)なまはげ館・真山伝承館訪問
7月11日(木)講義「真山のナマハゲ行事・その所作と保存伝承について」
真山なまはげ伝承会の会長の菅原さんからお話を聞きました。出だしからいきなり「なぐこはいねが~。ちゃんと勉強してだが~。」とナマハゲの声からスタート。真山地区のナマハゲ行事について学びました。
7月16日(火)講義「来方神・男鹿のナマハゲ~ナマハゲをもっと深く探ろう~」
ノースアジア大学の特任教授である鎌田先生をお迎えしました。大学の先生のお話を南中にいながらうかがえるなんてラッキーです。民俗学の観点からの専門的なお話でした。遠くから男鹿をみたときに、幻想的な島になにものかが住んでいると昔の人は思ったのですね。少し難しかったのですが、とてもためになるお話でした。
7月19日(金)講義「ナマハゲの面と行事の現状について」
真山神社の武内宮司さんが、ナマハゲ面についてお話しくださいました。特色のある面について、その材質や意味を教えてくださいました。ナマハゲ面の表が未来を、裏が過去を表していること。ナマハゲ面の裏にはかぶると息がかかるので、面に息を吹き込まないと死んでしまうことから、この行事は受け継いでいかないといけないとお話くださいました。
7月19日(金)ナマハゲ伝導士養成講座修了認定試験
講座の最後はどれくらい理解したかの腕試しです。手ごたえはどうだったでしょうか?
合格したみんなには、「修了認定証」が後日渡されます。きっと全員合格するはずです!結果は夏休み後にはわかることになっています。楽しみですね。