朝は昨日までとうって変わって一面真っ白な銀世界。
そしてその次の瞬間、きれいな日差しが差し込んできました。
まるで今年度の卒業生を象徴するような、すがすがしい朝でした。
いよいよ、義務教育最後の儀式、卒業式です。
今日まで、在校生と卒業生、両方の思いを寄せ合いながら、準備を進めてきました。
いよいよ卒業生入場です。重厚な威風堂々に合わせて卒業生が入場しました。



続いて、国歌と校歌を全校生徒で歌います。
3年生にとって校歌を歌うのはこれが最後です。





そして、メインイベント、卒業証書授与です。
これまでお世話になったみなさんへの感謝と、これから自分の人生を歩いていく決意を示す返事で、卒業生は未来へのいっぽを踏み出しました。








校長先生の式辞です。
明るく元気な3年生を象徴する行動として「挨拶」をあげてお話しくださいました。
「挨拶」という漢字には「心を開いて相手に近づく」という意味が込められていること。
それがすでに身についている底抜けに明るい3年生は、今の挨拶を一生の宝として大事にしていってほしい、と伝えました。
たしかに、男鹿南ぐろおがるをとおしての3年生の活躍はめまぐるしいものがありました。


在校生送辞は、生徒を代表し生徒会長の加藤さんが贈りました。
先輩たちの明るさ、積極さですべての行事を成功に導いてくださいました。
わたしたちがあとを受け継いで南中の伝統を守っていきます。と誓いました。

卒業生答辞では、代表して古仲くんが読み上げました。
在校生への激励のメッセージ、先生方への感謝の言葉、そして、保護者のみなさんへの日頃は恥ずかしくて伝えることができてこなかった感謝の言葉、そして、かけがえのないクラスメイトへの感謝の言葉。声を詰まらせながらも、心のこもったあたたかいメッセージでした。


そしていよいよクライマックス。門出の歌、です。
最初の曲は、全校生徒で「旅立ちの日に」。在校生と卒業生の合唱が、ちょうど真ん中で渦になって、体育館いっぱいに広がっていく様子が見えるようでした。






そして卒業生の歌「遥か」。
指揮者の菅原くんからは、荒川先生から授かったみんなへのメッセージカードが示されていました。
「最後の合唱、心を一つにしてがんばろう!」
曲の途中では、校長先生、学年部の先生方へ向けたメッセージが語られました。
涙腺が崩壊しました。









最後には、会場から拍手が沸き起こりました。卒業の歌で拍手が沸き起こるとは!すごいことです。

そして、退場。
感動の卒業式は幕を閉じました。
ご来場くださいましたみなさま、保護者の皆さま、卒業生のみんな!ありがとうございました。
そしておめでとうございました。



次の記事に続きます。