学年閉鎖のため延期になっていた「ぐろおがるサミット2024~空き家の利活用編~」を、男鹿駅前テノハを会場に開催しました!雪に見舞われ、ご来場くださるみなさまの足元が心配されましたが、たくさんの方々がお越しくださいました。ありがとうございました!
まずは、3年生の「ぐろおがるサミット」へ向けての意気込みからどうぞ!
そして、オープニングセレモニーからスタートです。3年生を代表して古仲くんが挨拶しました。続いてこれまでの学習の流れを細井くんと三浦くんがわかりやすく説明しました。そして、なんと菅原市長も飛び入り参加でご挨拶くださいました!ビッグなゲストの登場にみなさん驚きです。
続いていよいよ空き家の利活用案の提案です。全部で9つの案を提案しました。
今回は一人一人のアイディアの素地が似ている人たちで班をつくっています。果敢に1人で考えぬいた人もいました。また、残念ながら体調不良で休んだ人もいましたが、役割を割り振りするなど急遽対応したて、いよいよ本番に臨みます。
各班の提案内容ラインナップは次のとおりです。
①一棟貸切型カラオケルーム
②世界のマッチブ(おいしいお店)
③男鹿のグルメ旅館
④NNN(自然、日本食、日常生活)
⑤男鹿アクティブゾーン
⑥男鹿ハーモニーマーケット計画
⑦スポーツがしやすい街づくり
⑧男鹿の自然を生かしたコテージ
⑨Our Experience in Oga
それぞれがどんなアイディアなのか、タイトルをみただけでわくわくしますね。それではたっぷりプレゼンテーションのようすをお届けします!
3年生の発信に対し、コメンテーターの皆さんも熱くあたたかいメッセージをくださいました。
続いては膝を交えての交流タイムです。コメンテーターの皆さんのところに3年生が出向き、対話をします。質問や感想をいただきながら、3年生からもお答えしたり、逆に質問したりもしていました。当日ゲストでお見えになった方も飛び入りで意見交換してくださいました。和やかな雰囲気の中で会話がはずみます。
最後に総評とクロージングセレモニーです。
総評はホーコー地所の糸井さんと、ハブアゴー広場の今村さんからお話しいただきました。
糸井さんからは「使いたい空き家があっても、相続の登録ができていないとか、責任者がわからないとか、様々な問題を空き家はかかえています。しかし、今回のように、空き家をどううまく利用していくかという探ることはほかの中学校では取り組んでいない取組で、みなさんの年代から、男鹿の喫緊の課題である空き家問題について考える、すばらしい取組だったと思います。今回のことで、このあとの人生の幅が広がったと思います。」
今村さんからは「わたしたちの会社では、空き家を、ただの空き家としてみるのではなく、そこに住んでいた人々の暮らしやたてものの歴史があるものととらえています。今、築95年の歴史のある森長旅館をそんな思いで再生しています。みなさんが大人になったとき、みなさんがもし県外にでたら、今住んでいる家はどうなっていくのか?自分ごととして是非考えてみましょう。」とのお話をいただきました。
クロージングセレモニーでは、3年生を代表し松岡さんから、ご来場いただいたみなさんへの感謝の気持ちが述べられ、3年生全員から元気なあいさつが届けられました。
「ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました~♪」
今回も、たくさんのおがびとさんのおかげで大成功に終えることが出来ました。南中生は、保護者のみなさん、地域のみなさんのおかげで、大きく成長しています。3年生の「ぐろおがる」はこれで一旦フィニッシュとなります。今後、南中を卒業したあとも、ひとりの「おがびとさん」として、どんどん男鹿活性化のためにチカラを尽くせるみなさんでいてくださいね。
ご協力、ご参加くださいましみなさま、本当にありがとうございました!引き続きよろしくお願いします。