始めに、八郎湖周辺クリーンセンターへ行きました。男鹿市をはじめ、八郎湖周辺計５市町村のごみを処理する施設です。子どもたちの多くは「クリーンセンターの内部では、ごみを集めた際には臭いがするだろうし、煙突からはもくもくと煙が出ているに違いない」との予想を立てて見学に行きました。その予想は、あっさりと覆されたのです。建物内外の清潔さに驚いていました。「えっ、こんなに建物が新しいの？」「ごみ処理施設じゃないみたい！」クレーンで燃えるごみを持ち上げる様子に、目が「くぎづけ」になっていました。

　次に、「滝ノ頭浄水場・水源地」に行きました。前日までの雨の影響で、ところどころ水が染み出ている道を通って、水源地へ向かいます。寒風山の内部を２０年かけて染み出すわき水の水温は、年間を通じて、１１～１３℃だそうです。「円形分水口」の予想外の大きさにもびっくりしていました。地下には「次亜塩素酸」を注入する機械もありました。水の温度を直接触って確かめたり、機械室の匂いをかいだりするなど、五感を大いに働かせて学ぶ子どもたちの姿が見られました。