体育館で、馬頭琴と揚琴(やんちん)のコンサートを聴きました。バータルジャブ・ボルドエルデネさんによる馬頭琴とホーミー、郭敏(グォ・ミン)さんによる揚琴の演奏でした。2年生の国語の「スーホと白い馬」の学習で馬頭琴という名前は知っていても、実際に楽器を見たことも、演奏を聴いたこともありませんでした。馬頭琴には必ず馬の頭の彫刻が彫られていて、弦と弓は馬のしっぽでできていました。馬頭琴で曲だけではなく、馬の鳴き声も演奏してくださいました。モンゴルの伝統的な歌唱法であるホーミーの発声法を教えていただき、みんなで真似をしてみました。簡単にはできませんでした。ピアノのもとになっている打弦楽器である揚琴は、弦を演奏撥で直接打って音を出していました。「トレモロ」奏法を多く使って演奏していました。150本以上の弦を調律しながら演奏していました。馬頭琴も揚琴もとても美しい音色でした。本物に触れ、子どもたちは、感動していました。